コロナウィルス対応について


日が長くなり春の訪れが感じられるこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私(たなべ)は先日、ほぼ毎年恒例となりましたインフルエンザA型感染から回復して元気に仕事できております。ところがここ最近、今度はインフルエンザB型が流行し始めております。予防接種を今シーズン受けている方はB型の免疫も獲得できているので、発症する確率が下がっておりますがそうでない方もいますし、やはりみんなで注意しましょう。今年はコロナウィルスの流行が懸念されていることもあって手洗い、うがい、マスク着用、人込みを避ける、といった基本的な防止策が広く行われているのでいつもよりインフルエンザの流行は控えめになっていると、なんか新聞でよみました。そうかもしれませんがそのかわりコロナウィルスが流行るのでは困ってしまいます。当診療所でも保健所からのいただいた指針にそって対応を始めました。今まで私は診察時基本はマスクしない派だったのですが(持論の展開はまた今度で)今回はマスク着用しております。それは自分が感染しないように、ということもあるのですが、自分がじつは感染していて患者さんにうつしちゃうかもしれないリスクに対しての対応です。感染が成立してから発症までの期間が開く(潜伏期間が長くなる)場合が報告されており、今は元気ですが、今後その可能性があるかも、と考えました。そのためしばらくはマスクをして診療にあたろうと思います。待合室に関してはジアイーノという空気中に次亜塩素酸をばらまいて消毒する機器を購入して設置してあり、さらにイオンの力で除菌するという機器も導入しました。これは先ほども説明した通り症状のない感染者が普通に受診される場合に防ぎようがないからです。そのため全体を消毒し続ける必要があり導入しました。少しプールっぽいにおいになってマジで嫌なんですけどこれまた仕方なしです。また当診療所では以前から予約専用の時間というものを設けてあり、感染症に弱い方などを中心にご案内してきました。今後の流行状況によってはこの枠を拡大するかもしれません。その際にはまたご説明しますね。

 

次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

→026-235-7277・026-235-7278(24時間対応)
・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。

※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、2日程度続く場合
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

 

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、事前に電話(86-1186)もしくは、玄関のインターホンにて症状等をご相談ください。